愛媛県松山市枝松6丁目
設計:テイク設計事務所
施工:(株)エム・ワイ・ティ
使用工法:クリアシールド・システム
建物向かって右側の縦長のカーテンウォールのガラスを現場でクリアシールド処理した。
外部の見上げ
内部階段から見る。
千葉県船橋市前原東4
設計:(株)ユニ総合計画
施工:(株)大林組
使用材料:コンプラスト211 & RP264、デックガード・システム
竣工:平成15年
撮影:平成26年11月
二棟が連結した学生用マンションで、全躯体コンクリート1500㎥にコンプラストが採用された。屋上は緩い勾配の三角屋根で、コンクリート躯体防水である。表面保護のためにデックガード・システム(プライマー+トップコート)が塗布されている。
竣工から10年以上経過しているが、漏水事故などは皆無である。
設計事務所のホームページより 「100年建築ならまさにこの方式が一番です。(中略)当事務所の推進している無防水屋根システム(よいコンクリートで造ればアスファルト防水など不要)で、ライフサイクルコストの大幅低減につながります」
宮崎県小林市南西方
施工:クロダエコプロ
使用工法:クリアシールド・システム
民間の小規模太陽光発電所である。
54kW規模が2基隣接し、モジュールは合計432枚、表面積約700㎡である。
これら全てが現場でクリアシールド処理された。クリアシールドは最初の光透過率を維持し、長期にわたる累積発電量を増大させる。
ニュートライザー処理してから、クリアシールドを塗布する。
手前のパネルが鈍く光っているのはクリアシールドの余剰ポリマーのせいで、洗浄または降雨により除去されるとムラはなくなり、クリアシールド層は完全に透明になる。
鹿児島県鹿児島市 公立学校共済組合鹿児島宿泊所
設計:類設計室・東条設計JV
施工:鹿島・東急ほかJV
クリアシールド施工:2000年
直前が錦江湾と桜島で塩害と火山灰の影響を直接受ける悪条件である。海側の窓ガラス外部約1000㎡が新築時に現場でクリアシールド処理された。
12年後に簡単な追跡調査を行ったところ、全般的にガラスは非常にきれいで、ホテルのご担当の方によれば、火山灰が付着しても簡単な水洗いで残滓無く落ちるとのこと。
業者による定期クリーニングは年2回であるが、噴火により火山灰で汚れた場合は適宜ホテルのスタッフがクリーニングしている。
火山灰のためか、鹿児島にはガラスを多用した建物が少ないようである。クリアシールドがメンテナンスの軽減とガラスの保護に長期的効果があることが実証されたといえる。
非常に高度の撥水性を未だに維持している。ただし、ガラスの下部や植栽の近くでは軽度の汚損が認められた。
福井県福井市
施工:(株)クロダハウス福井支店
1302 福井市 Lupinus 改装(←写真シートのPDFファイルはこちらをクリック)
マグノリア色:外壁(594㎡)天井(134㎡)
ミッドストーン色:外壁(151㎡)
ベージュ色:内壁(341㎡)
水性スタビ ダート・リペレント
築30年のRC造3階建集合住宅である。仕上げにサンドテックスを採用して、内外壁天井合計1220㎡を塗り替えた。同時に名称をLupinusに改め、生まれ変わった。
3階の廊下、内壁はサンドテックスのベージュ色、天井はマグノリア色。