佐賀市大和町大字尼寺3247
施主・設計:国交省武雄事務所
施 工:(株)丸福建設
使用材料:コンプラストRP264
竣工(オープン):2005年12月
撮影:2017年10月
コンプラストを使用した密実なコンクリート打放し仕上げで、
配合:24-12-20N、水セメント比:54%
なんとスランプ12㎝での打設である。
さが水ものがたり館は防災・減災、河川環境の保持、河川愛護意識の啓発を目的とし、また、石井樋や成富兵庫茂保の治水、利水の歴史を伝えるために設置された。
長野県北杜市小淵沢町
設計:(株)北川原温建築都市研究所
施工:笹沢建設(株)
使用材料:コンプラストXP 1000
小淵沢アートヴィレッジのホテルである。日本建築大賞、日本芸術院賞などを受賞した中村キース・ヘリング美術館の近くにあり、同じ北川原温氏の作品である。このホテル・キーフォレスト北杜は山梨県建築文化賞を受けた。
南アルプス、富士山、八ヶ岳を見晴らす屋上に、コンプラストによるコンクリート躯体防水工法が採用された。その上に板を張り、パーティースペースとして利用されている。
屋根コンクリートの配合:36-15-20N W/C42.5%
香川県小豆郡小豆島町草壁本町
設計:(株)中山英之建築設計事務所
施工:(有)壷井工務店
使用材料:コンプラストXP1000 、デックガードP20
3年毎に開催される瀬戸内国際芸術祭の公式作品で、2016年9月4日に完成披露会が、9月11日にワークショップが開催された。
小豆島の石を骨材にした使用したコンクリートで制作されたトイレで、両妻壁をハツリ仕上げにして、小豆島の石を露出している。
上部躯体コンクリートにコンプラストを混和して、屋根は躯体防水である。また、表面保護のために屋根にデックガードp20が塗布されている。
写真はいずれもワークショップの際に撮影。
北海道札幌市西区新川
設計・施工:ノースランドログホーム
使用材料: コンプラストRP264
ログホームに付随したRC造の施設で、近くの温室で栽培された野菜の倉庫兼店舗。屋上ではバーベキューもできるようになる。基礎およびスラブにコンプラストが採用され、コンクリート量は120㎥。
屋上は、コンクリート躯体防水で、他の防水材は使っていない。隣接するログハウスに連結している。
設計:(株)創友設計社
施工:堀田建設(株)他
使用材料:コンプラストXP1000
安養寺は尼崎藩主青山家の菩提寺である。阪神淡路大震災で本堂が全壊したが、伝統的工法によりヒノキ造りの本堂が再建され、平成27年3月8日に落慶法要が執り行われた。長期耐久性が必須の基礎コンクリートにコンプラストが使用された。
また同時に再建された山門はRC造で、全躯体にコンプラストが使用された。
千葉県船橋市前原東4
設計:(株)ユニ総合計画
施工:(株)大林組
使用材料:コンプラスト211 & RP264、デックガード・システム
竣工:平成15年
撮影:平成26年11月
二棟が連結した学生用マンションで、全躯体コンクリート1500㎥にコンプラストが採用された。屋上は緩い勾配の三角屋根で、コンクリート躯体防水である。表面保護のためにデックガード・システム(プライマー+トップコート)が塗布されている。
竣工から10年以上経過しているが、漏水事故などは皆無である。
設計事務所のホームページより 「100年建築ならまさにこの方式が一番です。(中略)当事務所の推進している無防水屋根システム(よいコンクリートで造ればアスファルト防水など不要)で、ライフサイクルコストの大幅低減につながります」